毛布で洗濯機がぎゅうぎゅう!壊れるリスクと無理なく洗う対処法

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毛布で洗濯機がぎゅうぎゅう!壊れるリスクと無理なく洗う対処法
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肌寒くなってきて、そろそろ厚手の毛布を出そうか、あるいはシーズンの終わりに片付けようかというタイミングで直面するのが「毛布の洗濯」ですよね。

自宅の洗濯機に毛布を突っ込んでみたものの、想像以上にぎゅうぎゅうで蓋が閉まるかギリギリ、なんて経験はありませんか?

これ、無理やり回しても大丈夫なのかな?」「ちゃんと洗えてるのかな?」と不安になりながらも、えいや!とスタートボタンを押してしまう気持ち、すごく分かります。

でも、もしその「詰め込みすぎ」が原因で、大切な洗濯機が壊れてしまったり、お気に入りの毛布がボロボロになってしまったりしたら大変ですよね。

実は、洗濯機に入らないほどの量を無理に洗うことには、私たちが思っている以上に大きなリスクが隠れているんです。

ネットなしで洗うリスクや、脱水できないトラブル、コインランドリーの活用法など、気になるポイントをしっかり押さえておきましょう。

記事のポイント
  • 洗濯機に毛布を詰め込みすぎた際の故障リスクとメカニズム
  • ぎゅうぎゅう状態で発生しやすい脱水エラーや異音の原因
  • 自宅の洗濯機で安全に洗える容量の目安と正しい判断基準
  • 入らない場合のコインランドリー活用や代替手段としての踏み洗い
目次
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毛布で洗濯機がぎゅうぎゅうだと壊れる?

「まあ、入ったから大丈夫だろう」と思いがちですが、洗濯槽に隙間がない「ぎゅうぎゅう」の状態は、洗濯機にとっても毛布にとっても、実はかなり危険な状態なんです。

ここでは、なぜ詰め込みすぎが良くないのか、そのメカニズムと具体的なリスクについて、少し詳しく見ていきましょう。

無理やり詰め込むと故障の原因になる

筆者作成イメージ:無理やり詰め込むと故障の原因になる

洗濯機に毛布を無理やり押し込んで蓋を閉めた状態、これは洗濯機にとって「想定外」の過酷な環境なんです。

洗濯機は本来、水と衣類が動き回るための「空間」があって初めて機能するように設計されています。

ぎゅうぎゅうに詰め込まれていると、その空間がゼロになってしまいますよね。

この状態でモーターが回転しようとすると、通常ではありえないほどの負荷がかかってしまうんです。

特に怖いのが、洗濯槽を支えているサスペンションや、回転を生み出す駆動ベルトへのダメージです。

無理な力がかかり続けることで、ベルトが摩耗して切れてしまったり、最悪の場合はモーターそのものが焼き付いてしまったりすることも。

修理代で数万円が飛んでいく…なんてことにならないよう、注意が必要です。

ぎゅうぎゅうだと洗濯機が回らない

筆者作成イメージ:ぎゅうぎゅうだと洗濯機が回らない

洗濯の基本は、水流による「撹拌(かくはん)」と、衣類同士が擦れ合うこと、そして上から下へ落ちる「叩き洗い」の効果で汚れを落とすことにあります。

ところが、毛布が洗濯槽の壁面にへばりつくようにぎゅうぎゅうに入っていると、パルセーター(底の回転羽根)がいくら頑張って回っても、その動きが毛布全体に伝わりません。

結果として、底の方にある毛布の一部だけが動こうとして、上の方は全く動かない「水流の停滞」が起きてしまいます。

【ここがポイント】
毛布が回っていないということは、洗剤も行き渡らず、汚れも落ちていないということ。
単に「濡らして脱水しただけ」の状態になりがちです。

脱水できないエラーや異音の正体

「洗い」は何とか終わっても、一番トラブルが起きやすいのが「脱水」の工程です。

みなさんも、脱水の段階で「ガタガタガタ!」とすごい音がしたり、エラーで止まってしまったりした経験はありませんか?

あれは、水分を含んで重くなった毛布が、遠心力で片側に寄ってしまう「偏心荷重(アンバランス)」が原因です。

通常なら衣類がバラけてバランスを取るのですが、ぎゅうぎゅうだと毛布が動けないため、偏ったまま高速回転を始めてしまいます。

その結果、洗濯槽が暴れだし、ボディに激しく衝突して「ドタドタ」というバンピング音を発生させたり、振動センサーが働いて緊急停止したりするのです。

洗濯ネットに入らない時のリスク

筆者作成イメージ:洗濯ネットに入らない時のリスク

ネットに入れるとさらに嵩張って入らないから、ネットなしで入れちゃえ!」というのは、実は一番やってはいけないパターンのひとつです。

洗濯ネットは、毛布を保護するだけでなく、形を整えて偏りを防ぐ役割も持っています。

ネットなしで裸のまま入れると、水流で揉まれた毛布が広がり、洗濯槽の上部からはみ出してしまうことがあります。

そうすると、高速回転する槽の上部にあるバランサーや内蓋と擦れてしまい、摩擦熱で毛布の繊維が溶けたり、破けたりする事故に繋がります。

【注意】
化学繊維の毛布が擦れると、黒い樹脂のような溶け跡がついて修復不可能になることもあります。

容量は何キロまでなら安全に洗えるか

「うちは10kgの洗濯機だから、大きな毛布も余裕でしょ」と思っていませんか?実はこれ、大きな落とし穴なんです。

メーカーの仕様書をよく見ると、「洗濯容量」と「毛布の洗濯許容枚数」は別物として扱われています。

例えば、10kgクラスの洗濯機であっても、厚手の2枚合わせ毛布やダブルサイズの毛布は「1枚まで」と指定されていることがほとんどです。

スクロールできます
洗濯機容量薄手シングル毛布厚手・2枚合わせ毛布
6kgクラスなんとか1枚不可の場合が多い
8kg〜10kg2枚程度1枚まで(ネット必須)

「入るか入らないか」ではなく、「仕様書の範囲内か」を基準にすることが大切ですね。

【参照:パナソニックの「毛布・ふとんの洗い方」

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洗剤残りや汚れが落ちない問題

筆者作成イメージ:洗剤残りや汚れが落ちない問題

ぎゅうぎゅう状態で洗うことの弊害は、機械へのダメージだけではありません。

衛生面でも大きなデメリットがあります。

水流が循環しないため、溶け残った洗剤が毛布のひだの間に溜まり、高濃度のまま残留してしまうことがあります。

これがすすぎきれずに残ると、カビのエサになったり、肌の弱い方や小さなお子さんが使ったときに肌荒れの原因になったりすることも。

せっかくきれいにしようと思って洗ったのに、逆に不衛生になってしまっては本末転倒ですよね。

【参照:消費者庁「新しい洗濯表示」

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洗濯機が毛布でぎゅうぎゅう時の対処法

リスクは分かったけれど、どうしても家で洗いたい!という時や、洗濯機に入らない時はどうすればいいの?という疑問にお答えします。

ちょっとした工夫で解決できることもあれば、潔く別の方法を選んだ方が良い場合もあります。

正しい畳み方と入れ方で解決する

筆者作成イメージ:正しい畳み方と入れ方で解決する

もし「あと少しで入りそうなんだけどな…」というレベルなら、畳み方を変えるだけですんなり解決することがあります。

基本は「屏風(びょうぶ)たたみ」、つまりジャバラ状に折ることです。

無造作に丸めるのではなく、山折りと谷折りを交互に行い、細長い長方形を作ってからくるくると巻くか、そのままネットに入れます。

こうすることで、水や洗剤液が層の間を通り抜けやすくなり、洗浄効果がグッと上がりますよ。

【豆知識】
ネットに入れる際は、ロールケーキのように巻いてから入れると、脱水時の重心が安定しやすくなります。

洗濯キャップなしだと浮く危険性

アクリルやポリエステルなどの化学繊維の毛布は、水に浮きやすい性質を持っています。

洗濯槽に水を張るとプカプカと浮いてきてしまい、回転する蓋の裏側で擦れてしまう事故が多発します。

これを防ぐためにメーカーが用意しているのが「洗濯キャップ」や「お洗濯キャップ」と呼ばれる落とし蓋のようなアイテムです。

これを使うことで、浮き上がろうとする毛布を物理的に押さえ込み、水の中にしっかり沈めることができます。

もしお持ちの洗濯機に専用キャップのオプションがあるなら、毛布洗いには必須アイテムだと思った方が良いでしょう。

入らない場合はコインランドリーへ

筆者作成イメージ:入らない場合はコインランドリーへ

正直なところ、私が最もおすすめしたい解決策はこれです。

ぎゅうぎゅう」なら、無理せずコインランドリーを利用しましょう。

コインランドリーの洗濯機は、家庭用とは比べ物にならないほどドラムが大きく、洗浄力も強力です。

大きなドラムの中で毛布が上から下へドサッと落ちる動き(タンブリング)ができるので、中綿の奥の汚れまでしっかり落とせます。

さらに、ガス乾燥機の高温風を使えば、天日干しでは死滅しないダニも退治でき、仕上がりも驚くほどフワフワになります。

1,000円ちょっとの出費で、洗濯機の故障リスクを回避できて、新品のような肌触りが戻ってくるなら、コスパは抜群だと思いませんか?

【参照:ウェザーニュース「生きたダニは洗濯で落とせない!? 衣類や布団のダニ駆除のポイント」

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浴槽での踏み洗いを試してみる

筆者作成イメージ:浴槽での踏み洗いを試してみる

「コインランドリーに行く時間がない」「どうしても家で済ませたい」という場合は、洗濯機を諦めて「浴槽」を使いましょう。

浴槽にぬるま湯と中性洗剤を張り、屏風たたみにした毛布を沈めて、足で踏み洗いします。

これなら洗濯機の容量制限も関係ありませんし、機械を壊す心配もありません。

ただし、覚悟が必要なのが「脱水」です。

水を吸った毛布は想像を絶する重さになります。

手で絞るのはほぼ不可能なので、浴槽のフチにかけて数時間放置し、自然に水が切れるのを待つ必要があります。

ペットボトルで早く乾かすコツ

自宅洗い(特に浴槽洗い)の最大の敵は「乾燥」です。

脱水が甘い状態で干すと、乾くまでに時間がかかりすぎて、生乾きの嫌なニオイが発生しがちです。

そこで役立つのが、警視庁の災害対策課なども紹介している「ペットボトル活用術」です。

ハンガーの両端に空のペットボトルを差し込んで厚みを出したり、物干し竿に切り込みを入れたペットボトルを通したりして、毛布の間に「空気の通り道」を強制的に作ります。

生地が重ならないようにするだけで、風が通り抜けやすくなり、乾燥時間を大幅に短縮できますよ。

【参照:警視庁警備部災害対策課の公式情報(ペットボトルで早く乾かすコツ)

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まとめ:毛布で洗濯機がぎゅうぎゅうなら

毛布が洗濯機に入りきらず「ぎゅうぎゅう」になってしまうときは、洗濯機からの「これ以上は無理!」というサインだと受け取りましょう。

無理に洗うと、洗浄効果が期待できないどころか、洗濯機の故障や毛布の破損といった大きなトラブルを招きかねません。

薄手のものなら畳み方を工夫してネットに入れれば洗えることもありますが、厚手のものやダブルサイズは、最初からコインランドリーに持ち込むのが、時間的にも品質的にも賢い選択だと言えます。

大切な寝具と洗濯機を守るためにも、ぜひ無理のない方法を選んでくださいね。

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