最近、天気の良い日でも大きなバッグを抱えてコインランドリーに入っていく方を見かけることが増えましたね。
実は今、自宅で洗濯までは済ませてコインランドリーは乾燥機だけ利用するというスタイルが、とても増えているんです。
私自身も最初は「わざわざ行くのは面倒かな」と思っていたのですが、一度試してみると、その圧倒的なスピードと仕上がりの良さに驚きました。
ただ、初めて利用する時は、一体どれくらいの値段がかかるのか、あるいは乾燥が終わるまでの時間はどの程度なのか、不安になることもありますよね。
また、靴や布団などの大物はどうすれば良いのか、正しいやり方が分からないという声もよく耳にします。
そこで今回は、私が実際に調べて実践して分かった、乾燥機単独利用の効果的な活用法や注意点について、詳しくお話ししていこうと思います。
- 家庭用とは違う業務用乾燥機のコストと時間の相場
- 洗濯物を劇的に早く乾かすための裏ワザとコツ
- ダニ対策やアレルギー除去における衛生面でのメリット
- 火災や事故を防ぐために絶対に知っておくべき禁止事項
コインランドリーで乾燥機だけ使う値段や時間の目安
まずは、皆さんが一番気になっているであろうコストと時間の話から始めましょう。
コインランドリーの乾燥機は、家庭用の電気式とは違い、ガスを熱源にしたパワフルな温風が特徴です。
そのため、家で乾かすよりも圧倒的に早いのですが、具体的な数字を知っておくと利用しやすくなると思います。
一般衣類の乾燥にかかる時間と値段

Tシャツやタオル、下着といった日常的な衣類(約4.5kg・一人暮らしの数日分程度)を乾かす場合、目安となる時間は20分から30分程度です。
料金に換算すると、一般的な標準サイズの乾燥機(14kgクラス)で10分100円の設定が多いので、200円〜300円で済む計算になりますね。
実際に私が利用している感覚としても、化学繊維が多い衣類なら20分でカラカラに乾きますし、綿素材が多い場合でも30分あれば十分かなと思います。
家庭用の洗濯乾燥機だと数時間かかることもあるので、このスピード感は感動ものですよ。
【豆知識:ガス乾燥機の威力】
業務用のガス乾燥機は家庭用の約10倍もの熱量があると言われています。
70℃〜80℃の高温風で一気に水分を飛ばすので、生乾きの嫌なニオイも残りません。
【参照:日本ガス協会 『ガス衣類乾燥機』】
布団や毛布を乾かす料金と時間

自宅ではなかなか乾かない布団や毛布こそ、コインランドリーの本領発揮と言えるジャンルですね。
これらは大型の乾燥機(22kg以上推奨)を使うのが一般的です。
毛布やタオルケットなら、時間は40分〜60分が目安。
料金は大型機だと8分100円などの設定が多いので、400円〜600円程度かかります。
羽毛布団(ダウン)の場合はもう少し慎重になる必要があって、中までしっかり乾かしてふわふわにするために60分〜80分、場合によってはそれ以上かけることをおすすめします。
料金は600円〜1000円くらいを見ておくと安心ですね。
【ポイント】
布団類は厚みによって乾きムラが出やすいです。
途中で一度ドアを開けて、裏表をひっくり返すと均一に乾きやすくなりますよ。
【大切な布団を「賭け」に出さないために】
もしあなたが、数万円もした奮発した羽毛布団をコインランドリーに持ち込むことに、少しでも恐怖を感じているなら、【ダイヤ (Daiya) ふくらむ洗濯ネット 特大70】を「保険」として用意してください。
業務用の乾燥機はパワーが凄まじいため、稀に生地が引っかかって破れたり、中綿が偏って団子状になってしまう「事故」が起こります。
しかし、この特大ネットに入れておけば、布団を優しく包み込んだまま、適度に広がりながら回転してくれます。
「破れたらどうしよう……」と乾燥機の前でハラハラしながら待つ60分間が、このネットが1枚あるだけで「仕上がりが楽しみな時間」に変わります。
大切な寝具を長く愛用したいオトナにとって、この千円ちょっとの投資は、決して高くないはずです。
おすすめな人
- 高価な羽毛布団や、お気に入りの掛け布団を絶対に傷つけたくない人
- 乾燥中に中綿が偏って(ワタヨレして)使い物にならなくなるのが怖い人
- 自宅の洗濯機で大物を洗う際にも活用したい人
おすすめできない人
- 安価な布団を使っているので、万が一ダメになっても買い替えればいいと割り切れる人
- ネットに入れる手間すら惜しいと感じる人
【ダイヤ (Daiya) ふくらむ洗濯ネット 特大70】


靴を乾燥させるやり方と所要時間

「靴って乾燥機に入れていいの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、衣類用のドラム式乾燥機に靴を入れるのはNGです。
必ず「スニーカーランドリー」という靴専用の洗濯乾燥機を使いましょう。
この機械にはブラシと送風ノズルが付いていて、靴を差し込んで乾かす仕組みになっています。
乾燥のみの利用であれば、20分程度で100円という安さで利用できる場所がほとんどです。
大人のスニーカーなら一度に2足、子供靴なら4足ほどセットできるので、週末にお子さんの上履きをまとめて乾かすのにも重宝しますね。
【注意】
革靴やブーツ、スパイク付きの靴は破損の原因になるため利用できません。
洗えるスニーカーか事前に確認しましょう。
早く乾かすための裏ワザとテクニック

ただお金を入れて待つだけでも十分早いのですが、ちょっとした工夫でさらに乾燥時間を短縮して、節約につなげるテクニックがあります。
私がよくやるのは、「乾いたバスタオルを1枚一緒に入れる」という方法です。
乾いたタオルが濡れた衣類の水分を吸い取ってくれるので、乾燥効率がグンと上がるんです。
これで10分(100円分)短縮できたこともありますよ。
また、お店に入って機械を選ぶ時、直前まで誰かが使っていて「まだ温かい機械」を選ぶのも賢い戦略です。
ドラムが温まるまでのロス時間をカットできるので、スタート直後から全開で乾かせます。
【さらに完璧な仕上がりを目指すなら】
裏ワザとして「バスタオル」を紹介しましたが、もしあなたが「ホテルのような極上の肌触り」を自宅の寝具で再現したいなら、【Handy Laundry(ハンディーランドリー) ウール100% ドライヤーボール】を試してみてください。
使い方は簡単。
乾燥機の中にボールをポイッと投げ込むだけ。
特にコインランドリーの大きなドラムでは、この「6個入り」という個数が威力を発揮します。
たっぷりのウールボールがドラムの中でバウンドし、重たい羽毛布団や毛布を力強く、かつ優しく叩き続けることで、繊維の一本一本に空気が送り込まれます。
乾燥が終わってドアを開けた瞬間、驚くはずです。
「あれ、うちの布団、こんなにボリュームあったっけ?」と。
その圧倒的なロフト感(嵩高)と、顔をうずめたくなるような温もりは、一度体験すると手放せなくなる「幸せな中毒性」があります。
乾燥時間をさらに短縮してお財布に優しいだけでなく、生乾きのリスクも減らしてくれる、まさにコインランドリー通いの頼れる相棒です。
おすすめな人
- 何年も使ってペチャンコになった羽毛布団を劇的に復活させたい人
- 広いドラムで効率よく乾かすために、たっぷり6個贅沢に使いたい人
- 柔軟剤の化学的な香りではなく、天然ウールの自然な柔らかさに仕上げたい人
おすすめできない人
- 乾燥機の「ゴトゴト」という音がどうしても許せない人
- ウール(羊毛)アレルギーを持っている人
- 今の仕上がりに100%満足している人
【Handy Laundry(ハンディーランドリー) ウール100% ドライヤーボール】
洗濯物を持ち運びする際のカゴ選び

濡れた重い洗濯物を運ぶことになるので、運搬用のバッグ選びも地味に重要です。
私がおすすめしたいのは、通気性の良い「メッシュ素材」のランドリーバッグやバスケットです。
中身が見えにくいデザインのものを選べば持ち運びも気になりませんし、何よりビニール袋などに密閉して運ぶのと違って、雑菌が繁殖しにくいのがメリットですね。
最近は肩から掛けられるトートバッグ型のランドリーバッグもニトリやIKEAなどで見かけるので、お気に入りの一つを用意しておくと、コインランドリー通いが少し楽しくなるかもしれません。
【移動中も「生活感」を出したくないあなたへ】
もしあなたが、「洗濯物を抱えて歩く姿をご近所に見られるのが恥ずかしい」と感じているなら、ドイツ・ベルリン発のブランド【Freddy Leck(フレディレック)のランドリーバッグ】が最適解です。
真っ白なキャンバス地に清潔感のあるブルーのロゴ。
一見するとおしゃれなアパレルブランドのバッグにしか見えません。
しかし、内側は巾着仕様になっており、洗濯物を隠しながらこぼれ落ちるのを防ぐ実力派です。
肩に食い込みにくい太めのストラップを掛けて街を歩けば、面倒だったコインランドリーへの移動時間が、まるで「週末のジム通い」や「カフェへの散歩」のような洗練された時間に変わります。
部屋の隅に無造作に置いてあってもインテリアを邪魔しない、まさに大人のためのランドリーグッズです。
おすすめな人
- コインランドリーへの移動を「家事」ではなく「お出かけ」の気分に変えたい人
- 中身が透けるメッシュバッグや、安っぽいビニール袋を持ち歩きたくない人
- 部屋に置いておいても絵になる、シンプルで上質なデザインを好む人
おすすめできない人
- 濡れた洗濯物を長時間入れたまま放置してしまう癖がある人(通気性はメッシュに劣ります)
- とにかく安さ重視で、100円ショップの袋で十分だと感じる人
【Freddy Leck(フレディレック)ランドリーバッグ】
コインランドリーの乾燥機だけ利用における効果と注意点
ここまでコストや時間についてお話ししてきましたが、ここからは「質」の部分や、安全に使うための注意点について深掘りしていきます。
単に乾かすだけでなく、衛生面でのメリットもかなり大きいんですよ。
高温乾燥によるダニ対策の効果
実は私がコインランドリーを利用する最大の動機がこれかもしれません。
ダニ対策です。
ダニは50℃以上の環境に20分〜30分さらされると死滅し、60℃以上なら一瞬で死滅すると言われています。
コインランドリーのガス乾燥機はドラム内が70℃〜80℃という高温になるため、天日干しでは退治しきれないダニを死滅させるのに最適なんです。
さらに、業務用の強力なファンがホコリやダニの死骸、花粉などを吹き飛ばして吸引してくれるので、アレルギー対策としても非常に有効だと感じています。
【参照:東京都保健医療局『住居とアレルギー疾患』 】


服が縮むのを防ぐ素材の確認方法

高温で乾くというのはメリットでもありますが、素材によってはリスクにもなります。
特に注意が必要なのが「ウール(羊毛)」や「熱に弱い化学繊維」です。
ウールは熱と回転の摩擦でフェルト状に固まってしまい、子供服のように縮んでしまうことがあります。
これは一度なると元に戻せないので絶対に避けたいところですね。
【乾燥機NGな素材の例】
ウール(セーターなど)、シルク、レーヨン、皮革製品、ビジューやプリントなどの装飾がついた衣類。
これらは自然乾燥させましょう。
【参照:消費者庁 『洗濯表示 パンフレット』】
静電気を防ぐ柔軟剤シートの使い方

乾燥機から取り出した衣類が静電気でバチバチするの、嫌ですよね。
これを防ぐためにぜひ使ってほしいのが「柔軟剤シート(ソフターシート)」です。
乾燥機専用のシートで、洗濯物と一緒に一枚入れて回すだけで、静電気を防止し、衣類をふっくら柔らかく仕上げてくれます。
フローラルなどの良い香りも付くので、私は必ず使うようにしています。
もし手元にない場合は、アルミホイルを野球ボールくらいの大きさに丸めて一緒に入れるという裏ワザもあります。
アルミが静電気を逃してくれるので、バチバチ感が軽減されますよ。
【「海外のホテルの香り」に包まれたいなら】
静電気を防ぐだけならアルミホイルでも十分ですが、もし乾燥機から取り出した瞬間に「うっとりするような幸福感」を味わいたいなら、アメリカの定番【Bounce(バウンス)ドライヤーシート】を使ってみてください。
乾燥機に一枚入れるだけで、バチバチする不快な静電気をシャットアウトするのはもちろん、温風に乗って繊維の奥まで「太陽を浴びたような清潔な香り」が染み渡ります。
その仕上がりは、まるで海外ドラマに出てくるランドリールームのよう。
夜、そのシーツに包まれて眠る時、あるいは朝、そのTシャツに袖を通す時、ふとした瞬間に香る清潔感が、忙しい日々に少しの余裕を与えてくれます。
おすすめな人
- 静電気を防ぐだけでなく、衣類に「良い香り」をしっかり付けたい人
- 海外の柔軟剤特有の、パウダリーで清潔感のある香りが好きな人
- 乾燥後のゴワゴワ感をなくし、着心地を良くしたい人
おすすめできない人
- 無香料派で、衣類に香りが残るのが苦手な人
- 香りの強さに敏感なペットを飼っている人
【Bounce(バウンス)ドライヤーシート】
油汚れや禁止されている衣類のリスク

最後に、命に関わるかもしれない非常に重要な注意点をお伝えします。
それは「油分が付着した衣類」は絶対に入れてはいけないということです。
食用油はもちろんですが、アロマオイルやマッサージオイル、機械油、ガソリンなどが付いた衣類は、たとえ洗濯した後でも油分が繊維に残っていることがあります。
これを乾燥機にかけてしまうと、酸化熱によって「自然発火」する恐れがあるんです。
乾燥機の中で燃え出すだけでなく、家に持ち帰って畳んで置いておいたら出火した、という事例もあるそうです。
【安全のために】
美容オイルなどを使用したタオルや衣類は、コインランドリーの乾燥機使用は厳禁です。
必ず自然乾燥させてください。
【参照:NITE 『洗濯乾燥機 オイル 火災』】

コインランドリーの乾燥機だけ使う賢い活用法のまとめ
今回は、コインランドリーを「乾燥機だけ」利用するというスタイルについて、費用対効果やテクニックをご紹介しました。
家庭用洗濯機では再現できない「ふわふわ感」と「圧倒的な時短」、そして「ダニ対策」。
これらは数百円を払う価値が十分にあると私は感じています。
詰め込みすぎずドラムの7割〜8割程度に抑えること、素材の確認を怠らないこと、そして安全ルールを守ること。
これらを意識すれば、家事の負担がぐっと軽くなるはずです。
ぜひ、次の雨の日や週末に試してみてくださいね。

